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もやしのカロリーと糖質量は低い〜栄養豊富でダイエットにも簡単に活用可能〜

もやしのカロリーと糖質量は低い〜栄養豊富でダイエットにも簡単に活用可能〜

当記事の執筆は、管理栄養士  白石香代子が担当しました。
*シンクヘルスブログ監修・執筆者情報一覧はこちらをご覧ください

低カロリー&低糖質のもやし

スーパーで安く販売されていて、誰もが食べる食材ですが、意外にも具体的なカロリー&糖質量をご存知な方はいらっしゃらないでしょう。

ということで本題に入りますが、カロリー&糖質量はもちろん、ダイエット、その他の栄養素、そして簡単レシピについてわかりやすく解説していますので、最後までお付き合いください。

それではまいりましょう!

もやしのカロリー&糖質量(100g換算)

もやしのカロリーと糖質は低いと言いましたが、数値にすると以下のとおりです。

カロリーも糖質も数値の通りでほとんどなく、他の野菜とくらべても低めです。

ちなみに、ゆでたり加熱しても、そこまでカロリー&糖質に変化はありません。

今回は市販でよく見かける緑豆もやしの数字を紹介しましたが、他の種類もそこまで当該栄養素は大差がないのが特徴です。

参考記事:キャベツのカロリーと糖質は低い〜ダイエットの活用を含めシンプルに解説〜

もやし一袋のカロリーと糖質はどのくらい?

もやし一袋の糖質とカロリー

一般的に、もやしは1袋あたり200g入りが多いです。

ですので1袋あたりのもやしのカロリーは30kcal、糖質は2.6gを目安としてください。

糖質制限で使えるのか

糖質が約1gということで、もちろん糖質制限にも活用できますし、糖尿病である方も安心して食べることができます。

豊富な栄養素でダイエットにも活かせる

豊富な栄養素でダイエットにも活かせる

一年通して市場に流通し、価格も安く、カロリーの低いもやしは、ダイエットにもおすすめです。

それでは以下に、もやしに含まれる主な栄養素を見ていきましょう。いずれもブロッコリーやピーマンなどの緑黄色野菜に比べると少ないですが、もやしにも体の調子を整えるビタミンやミネラルが含まれています。

ビタミンCで健康サポート

ビタミンCは水に溶けるビタミンで、鉄分の吸収を促進したり、病気やストレスに対する抵抗力を高める効果があります。

その他にもコレステロールの低下、動脈硬化を予防するなど、様々な形で健康をサポートしてくれます。

ちなみにビタミンCは、水に溶けやすいのと同時に熱に弱いので、もやしを調理する際はさっと水洗いをして調理するとよいでしょう。

ビタミンB類も含まれる

ビタミンB1・B2が、皮膚や粘膜の健康維持に関わります。

食物繊維

もやしの食物繊維も、便秘や糖尿病などといった生活習慣病を予防・改善する働きがあります。

その他の栄養素

その他にも以下のとおり、栄養素が含まれあなたの健康をサポートします。

葉酸:赤血球の形成を助ける、体の発育をサポート
カルシウム:骨や歯の形成を手助け
カリウム:血圧を下げる

お、もやしのアスパラギン酸(アミノ酸の一種)は野菜の中でも多いです。

アスパラギン酸は疲労回復の効果が期待できる栄養素ですので、もやしでしっかり取り入れていきたいですね。

大豆もやしの栄養は高め

大豆もやしの栄養

ちなみに今回は緑豆もやしをメインにお話していますが、大豆もやしという商品も市場に出回っています。

この大豆もやし、上記で挙げた栄養素のうち、ビタミンCは緑豆もやしの方が多く含みますが、それ以外のカルシウム、カリウム、葉酸、ビタミンB類、食物繊維、アスパラギン酸などは大豆もやしの方が豊富です。

もしスーパーなどで見かけることがありましたら、一度手にとってみるのもよいでしょう。

大豆もやし・緑豆もやしの栄養素の比較表

もやしを使った簡単・糖質オフレシピ

糖質が気になる方にも最適な、たらこパスタをイメージしたレシピをご紹介します。和風テイストで美味しく召し上がっていただけますので、ぜひ試してみてくださいね。

【もやしの明太子炒め】

もやしの明太子炒め(自宅撮影)

【材料】〜作りやすい分量〜
・もやし      1袋
・明太子       1腹
・オリーブオイル        大さじ1/2
・塩こしょう     少々
・刻みのり       適宜

 

【作り方】
①もやしは洗ってしっかり水気を切っておく。明太子は薄皮を取り除く。
②フライパンを中火にかけてオリーブオイルを入れ、もやしを炒める。もやしに油が回ったら明太子を入れて2−3分ほど炒める。
③塩こしょうで調味し、器に盛る。お好みで刻みのりをかけて完成。

もやしの選び方と保存方法

スーパーなどでもやしを購入する際の選び方ですが、茎が太くて根に透明感があり、全体的に黒ずんでいないものが良いです。

また、豆がついているもやしは、豆が開きすぎていないものを選ぶようにしましょう。

そして保存する際は未開封の袋に1箇所、穴を開けるようにします。そうすることでもやしが呼吸できるようになり、劣化の速度を遅くすることが出来ます。

まとめ

最後にもやしについてまとめますと、

・カロリー&糖質量は少なめ
・栄養豊富でダイエットに活用可能

となります。

もやしは安く簡単に手に入りますので、ぜひ気軽に活用いただき、日々の食卓をさらに楽しみなものにしてください。

なお、弊社の開発する無料アプリ・シンクヘルスでは糖質&カロリーを含む食事・体重・血糖値などの記録がカンタンにできます。日々の健康管理でぜひ活用してみてくださいね。

参考文献
文部科学省 食品成分データベース
公立大学法人 神奈川県立保健福祉大学 健康レシピ もやし

JA北越後 節約野菜の王様「もやし」 ベジタブルライフ【JAコラム】
北海道教育大学 食19通信
東京医科大学 疲労回復のヒント
もやし生産者協会 もやしの栄養

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