コーヒーを飲んだら痩せる?〜ダイエット効果・飲み方・オススメの一品を紹介〜
当記事の執筆は、管理栄養士 前間弘美が担当しました。
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飲むだけで痩せる、魔法の飲み物があったら魅力的ですよね。
しかし残念ながらそんな飲み物はないのですが、実はダイエットの味方になってくれるかも?というものがあります。
それはなんとコーヒー。
私たちの生活に馴染みの深いコーヒーですが、実はダイエット効果があるようだ、という研究が報告されているのです。
そこで今回は、コーヒーのダイエット効果と飲み方のポイントについて紹介します。
お勧めのダイエットコーヒーもお伝えしますので、ぜひお読みください。
目次
コーヒーのダイエット効果について
コーヒーに含まれるクロロゲン酸やカフェインがダイエットに効果的だと考えられています。
クロロゲン酸はポリフェノールという抗酸化作用の強い物質で、肥満に対する効果も期待されています。ただし、クロロゲン酸のヒトに対する肥満防止効果はまだ研究中なので、ハッキリとしたことは言えないのが現状です。
さらに研究が進んでクロロゲン酸の効果が発表されるのが楽しみですね。
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カフェインに脂肪燃焼効果があるって本当?
カフェインの脂肪燃焼効果は期待できるともできないとも言えます。
カフェインには自律神経を活性化させる働きがあります。そして、自律神経が活性化すると食欲を抑制し、脂肪の代謝を高めるので脂肪燃焼効果があると言われているのです。
しかし、ある研究ではカフェイン入り・カフェインレスのどちらのコーヒーでも脂肪代謝が高まったことから、コーヒーの香り成分や苦味物質自体が、自律神経を活性化させるという結果も報告されているようです。
カフェインの脂肪燃焼効果についてはまだ研究段階ですが、今後の研究報告にも注目していきたいですね。
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コーヒーダイエットでは飲み方がポイント
しかし、コーヒーだったら何を飲んでも良いわけではありません。
そこで、飲み方や選び方のポイントを紹介します。
ブラックで飲もう
コーヒーを飲むときはブラックを選ぶようにしましょう。甘い缶コーヒーが好きな人もいると思いますが、実は思っているよりたっぷりの砂糖が使われています。
参考までに、一般的な甘い缶コーヒーには、なんとスティックシュガー6本分もの砂糖が入っています。
甘い飲み物は、カロリー・糖質ともに高く体重増加につながるのです。ダイエット効果を期待してコーヒーを飲むときはブラックコーヒーを選んで、香りも楽しみながら飲むと良いでしょう。
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食後のコーヒーはホットで
食後にコーヒーを飲むときは、アイスよりもホットがおすすめ。なぜなら温かい飲み物には食欲を抑える効果があるからです。
なので、食後のホットコーヒーは「この後は間食しないよ」のサインにもなりますね。
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市販のインスタントよりドリップを選ぶ
市販のインスタントコーヒーも十分美味しいですが、ダイエット効果を求めるのならドリップが良いでしょう。
ドリップの方がカフェインもやや多く含まれています。
また、香りが豊かなので食欲抑制効果もより期待できます。ぜひ、ドリップコーヒーの味と香りを楽しんでみてください。
運動前に飲もう
コーヒーがエネルギー消費量を高めてくれている時間は、絶好の運動タイムです。
カフェインは摂取後30分で血中濃度がピークに達し、その効果は4時間程度持続します。ですから、この時間帯に運動を取り入れるのがおすすめです。
特にウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行うことで、効率よく脂肪を燃焼させる効果が期待できます。
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コーヒーダイエットでの注意点
コーヒーに含まれるカフェインは適量であれば、頭をスッキリさせて、集中力をアップさせてくれる効果がありますが、摂りすぎるとめまいや頭痛、吐き気を引き起こすこともあります。
コーヒーの飲み過ぎには注意しましょう。
1日3〜4杯が目安
カフェイン摂取量の基準値は個人差が大きいことから、国内の公的な機関においても具体的な数値を設定しているケースはあまり見受けられません。
しかし、WHO(世界保健機構)では妊婦に対し「コーヒーの量を1日3~4杯にすべき」としています。
またカナダ保健省では「健康な成人のカフェイン摂取量を1日最大400mgまで」と注意を呼びかけています。コーヒー1杯(150ml)に含まれるカフェイン量は約80〜100mgですので、やはり1日3〜4杯を目安にすると良いでしょう。
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お勧めのダイエットコーヒーを紹介
気軽にコーヒーのダイエット効果を得たい方には、大正製薬の機能性表示食品「リビタ フィットケアスティックカフェ」がおすすめです。
フィットライフケアスティックコーヒーは、コーヒー豆マンノオリゴ糖という脂肪の吸収を抑える効果が期待されている成分を含みます。コーヒー豆マンノオリゴ糖は、コーヒーを抽出した後の豆を加工・精製してできます。そのため、一般的なコーヒーには含まれないのです。
スティックタイプで持ち運びもしやすく、サッと溶けるため飲みたいときにすぐ飲めるのも便利ですね。
まとめ
以上、コーヒーに含まれているクロロゲン酸やカフェインはダイエットに役立つ可能性があるとわかりましたね。
そしてコーヒーでよりダイエット効果を感じるために、以下4つのポイントを押さえましょう。
・砂糖が入っていないブラックで飲む
・食後には食欲を抑えてくれるホットコーヒーがおすすめ
・香り成分やカフェインが豊富に含まれているドリップタイプを選ぶ
・運動前に飲んで脂肪燃焼効率をアップ
なおコーヒーに含まれているカフェインは、摂りすぎると健康被害を引き起こす恐れもあります。コーヒーは1日3〜4杯を目安に飲むようにしましょう。
コーヒーを飲むだけで痩せるわけではありませんが、上手に活用するとダイエットの味方になってくれるでしょう。今回紹介したポイントを押さえて、ぜひコーヒーを普段の生活に取り入れてみてくださいね。
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参考文献
厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
農林水産省 カフェインの過剰摂取について
J-STAGE コーヒー豆マンノオリゴ糖を含むコーヒー飲料の長期摂取がヒト体脂肪に及ぼす影響 ヒトにおけるコーヒー豆マンノオリゴ糖の単回摂取が血液中中性脂肪に及ぼす影響